さて、前回セキュリティーに強いボディバッグ・ショルダーバッグの条件4つをお伝えしましたが、本日からは手持ちのショルダーバッグをいくつかブログ内でレビューしていきたいと思います。
個人的には、斜め掛けは防犯意識が高いのが示せるので、重要かなと。
見た目で、簡単にひったくれないし、ひったくりに遭う可能性がぐっと下がると思います。
運、不運もあるかもしれませんが、そういう人にバッタリ会っても、いやな思いをせず、スルーされるのもちょっとした意識の違いだと思います。
これから数回に渡って、私の手持ちのショルダーバッグ・ウエストバッグを紹介していきますので、参考になさって下さい。
ではでは、第一弾はミステリーランチのヒップモンキー2です。
ヒップモンキー2という名前の通り、ショルダーではなくウエスト・もしくはヒップバッグ的な扱いですが、もちろん斜め掛けもできます。
私は黒っぽいのが欲しかったので、アビスという配色を選びました。
【ミステリーランチ ヒップモンキー2】フラップと止水ジップで、雨に激強の耐久性
まず外見から見ていきましょう。
私がこのヒップモンキー2に求めるのは、まず「雨に強い事」
かつ、そこそこの容量がある事でした。
メイン部分は止水ジップになっており、雨の侵入を許しません。
これもポイントが高い所ですね。
また全面ポケットは普通のファスナーですが、フラップがしっかりとあるので、中の物も濡れにくいでしょう。
ミステリーランチは米軍・オーストラリア軍などに採用されているので、悪天候での使用も想定されているだけあり、よく考えられています。
【ヒップモンキー2】11インチiPad Pro も入っちゃう驚きの容量!
また上部には持ち手もついているので、地味に便利です。
優秀なのは、容量に対してこのヒップモンキー2の優れている所は、マチの調節ができる事。
荷物が少ない時は、下の左右についているベルトを引っ張ってマチの幅を狭くし、逆に荷物が多い時は、最大限のマチで収納できます。
これは何気に便利です。
一応、容量に関する基本スペックです。
【大きさ】 高さ20×奥行33×奥行15㎝(底マチ採寸)
【重さ】 約0.3kg
【容量】 8L
びっくりしたのが、ケース付きのiPadPro11インチが入っちゃうんですよ。
折り畳み傘とか、寂聴さんの本も入れてみました。
ペットボトルもはいると思いますが、iPadと同じ部屋はやめた方が良いでしょう。
縦横幅はちょうどなので、固い板が入ったみたいになります。
あと、角にクッションとかはないので、ケースに入れない派の人は落としたらやばい感じです。
ファスナーもちゃんと閉まる上に、もうちょっと何か入りそう。
8リットルは結構入りますね!
でも角にクッションとかはないので、iPadに関してはケースに入れない派の人は、落としたらやばい感じです。
背面はメッシュになっていて、長時間背負っていても蒸れにく、クッションになっているので、負担は少ないです。
【ヒップモンキー2】これを求めていた!長財布も入るサイズのファスナー付きの内部ポケット
内部ポケットを見ていきましょう。
このヒップモンキー2には背面ファスナーがない為、メインルームにはファスナー付きの長財布が入る大きさのポケットのある事が購入の必須条件でした。
内部ポケットです。
私の長財布のサイズは、10 x 19 x 2 cmでしたが、ぴったり入りました。
ただ背面に型崩れしないためか、固めの板のようなものが入っており、ちょっと突っ張る感じがして、余裕はないです。
ポケット自体にマチはなく、出し入れするときにファスナー部分に当たって傷がつくかも、と気にしてしまう感じです。
分厚いタイプの長財布はちょっと厳しいかもしれません。
メインの収納には、このポケットが一つだけとなります。
次に前面ポケット。
フラップの深いサブポケットは外部から開けずらく、プラスチックですが、キーフック付き。
これはポイントが高いです。
鍵はここに留めとくと決めると、絶対に落としません。
全面ポケットには内ポケットはありません。
ポケットにも善し悪しがあるなぁと思う今日この頃。
マンハッタンパッセージのように、めっちゃ機能的でかゆい所に手が届きそうなほど、たくさんの機能的ポケットが昔は好きでした。
でもあまりにも細かくありすぎて、どこに入れたっけ??とあたふたしちゃうんですよね。
今ではそこそこ、3つくらいあればいいかなと思います。
外にキーフックを出すとこんな感じです。
この短さがちょうどいい。
概ね満足だけど、ヒップモンキー2のちょっと残念な点を3つ
1 余ったベルトがバタバタする
これは後で解決方法を記事にしますが、長さ調整して余ったベルトの処理が全くないです。
そのうち比較記事を作ろうと思いますが、他社メーカーのウエストバッグは余ったベルトを止めるクリップなどバタつかないように工夫されています。
大柄のアメリカ人とかでしたら気にしなけば大丈夫のレベルですが、(むしろそれはそれで似合う感じかも)女性が使う場合など特に邪魔くさいです。
購入してみてあらら、な感じでした。
追記 ヒップモンキー2のベルト問題の解決法を記事にしました!
2 黒はちょっとホコリがつきやすいかも
これはヒップモンキーに限らず、黒のナイロン製品にも言える事ですが、やっぱり黒はホコリが目立ちます。
グレゴリーや、ポーターヒートも白いホコリが目立ってたもんなぁ・・・。
帰ってきたら洋服ブラシでさっと払ってあげると良いかと思います。
もしくは、カーキやコヨーテなどのミリタリー色の強いもの、グレー系の方が、お手入れ不要ですね。
3 内ポケットがギリギリ・・・もうちょっと遊びが欲しかった
型崩れ防止の板が入っている為、内ポケットは奥行き(マチ)がなく、イメージとしてはまっ直ぐに縫い付けられている感じです。
長財布は入るんですが、 遊びがないから、取り出すときに傷がつかないかどうか気になってしまう。
セキュリティだけを考えたら、全然問題ないのですが、財布の居心地を考えたら、むむむとなってしまいます。
ヒップモンキー2まとめ 気になる点は微々たるもの。収納力・耐久性・機能性・セキュリティを考えたら十分おススメ
残念な点はベルトを見た時にまじかー・・・と思いましたが、8ℓの収納力、止水ジップ、キーフックなどを考慮したら、約7000円というお値段的にも十分損しないと思います。
また、アメリカで生産されている倍の値段のヒップモンキーとの違いは、USAタグと生産地の違い(ヒップモンキー2はベトナム)です。
ただ、そのタグがカッコよかったりするんですよね!
並べて見た時に、見た目はヒップモンキーの方がカッコよかったなぁと思いましたが、機能重視だったのと、試してみたかったので私はヒップモンキー2を選びました。
あ、そうそう!ミラーレス一眼とか使っている人にもおすすめです。
メインは結構色々入るのと、両脇の調節ベルトでサイズが調整が自由に効くんですよね。
荷物が何かと多い、小さいお子さんがいるママさんなんかも、腰に装着できるので両手が使えて便利だと思います。