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やがて君になる 漫画のレビュー

【電撃大王2016年4月号】やがて君になる10話の感想 こりゃ・・・ヤンデレの道、茨の路だ

更新日:

電撃大王4月号、やがて君になる10話「言葉は閉じ込めて」のレビューです。

今回は嬉しい2話収録!

いやぁ、これ小糸さん大変だなぁ。
ますます苦労しそうな展開でした。

以下、ネタバレレビューになります。

【ネタバレ】やがて君になる 10話「言葉は閉じ込めて」

 

私を見て嬉しそうにするこの人を
可愛いと思えるようになりたい

って!
小糸さんから見て、先輩普通に可愛くなかったのか!?
と衝撃を受けたモノローグでした。
小糸さん、ハードル高すぎだ!

テストが終わって、生徒会は文化祭の劇に話題が移ります。
昔は、文芸部が脚本を担当していたようですが、今は読む専門。

七海先輩はオリジナルでやりたいようで、みんなに話が作れる人の心当たりを聞きますが、みんな思いつかず。

小糸さんも口ごもり、その場を去りますが、無防備にも学校構内でこよりの小説を読み始めます。

ほーら、佐伯先輩に見つかっちゃったよ・・・。
小糸さんは脚本のあてがあるのに、わざと隠してたって、言われちゃいます。

七海先輩ラブの佐伯先輩、小糸さんに対して当たりがきついわー。
コーヒーもブラックだしね。

佐伯先輩はさらに、小糸さんが脚本の心当たりを隠していた理由、
それは「七海先輩が心配」という事を言い当てます。

なに言ってるんですか?
と動揺しまくりの小糸さん。

七海先輩だったら、主役でもなんでも心配する事なんてない、
と言い張ります。

佐伯先輩も、
「橙子ならいつ通り完璧にこなしてくれるでしょう」

と同意するかと思いきや

「なんて」

「私が無邪気に信じているとでも思った?」

でたーーーーー!
ビターだな、佐伯先輩。
当たり強すぎでしょ。

七海先輩の強さも弱さも、
自分はいつも隣にいるから全部わかってる発言に、
小糸さんはタジタジです。

全部自分の意思でやると決めた、
七海先輩の意思を否定して、邪魔をするのか?

と問われる始末。
いやいや、そこまで小糸さん言ってないでしょう・・・。
佐伯先輩、大人気ないですよう。

自分がついてるから大丈夫という、
佐伯先輩。
生徒会長戦では、小糸さんに良いところを持って行かれて苦々しい思いをしたのでしょう・・。
そんなビターな展開ですが佐伯先輩、

「7年前の生徒会長」

とミステリーかーい!というようなヒントを残して去っていきます。

ヒントを得た小糸さん、
早速7年前の生徒会長を調べてみることに。

7年前の生徒会長は、七海先輩のお姉さんでした。
誰からも慕われる生徒会長で、今の七海先輩とそっくりだったという、先生の証言。

その証言を聞き、小糸さんは

怖がりで完璧主義じゃなかった先輩が
努力の末に、お姉さんとそっくりになった。
だけど、いつまでそれを演じるのだろう?

と疑問を持ちつつ、一緒に帰ろうと先輩を誘います。
嬉しそうな先輩が可愛い笑

河原に誘い出す、小糸さん。
お姉さんの事を切り出します。

姉がやれなかった事をやりたかった。
だから、劇をやりたい、と七海先輩。

それに対し、
劇をやめないか?

と提案する、小糸さん。
先輩は先輩のままでいい。

「でも、今の先輩は無理をしている、
そのままの先輩が好きって人もきっといる」

更にそこで、小糸さんは

『私は本当のあなたを知っていて、それでも一緒にいたい
好きになりたい』

と続けようとしますが・・・・。

「そんな事、死んでも言われたくない」

とこれまた、死神の大鉈みたいな言葉が七海先輩から飛び出します。
しかも目が昏いよ。

今日は先輩方どうしちゃったんでしょう。
ビターですねぇ。

「自分が姉のように振る舞うとみんな喜んでくれる、
特別だって言ってくれる。
みんなの前で特別でいることはやめられない」

環境がそうさせたというか。
親は何してたんでしょうね。
この特別の定義が、歪んでしまっているから、先輩の中で闇ができてしまったように思います。

「劇はやるよ。小糸さんがついてきてくれなくても」

先輩は川の向こうに行ってしまいます。
小糸さんは追いかけようとしますが、

「自分の言うことなら耳を貸すと思っていた。
先輩は自分から離れない」

と言う、自らの驕りに気がつきます。

『先輩と一緒にいられないなら
私に誰が好きになれるの』

離れていく先輩の後ろ姿に

「嫌だ」

感情が爆発します。

「本当は寂しいくせに」
「さみしくないなら、誰も好きにならなくていいもん」
「弱い自分も完璧な自分も肯定されたくないくせに、誰かと一緒にいたいんだ」
「だから私なんでしょ?」

怒涛のように先輩に語りかけ、

「私はどっちの先輩も好きにならない」
「これまでも これからも」

「先輩のこと、好きにならないよ」

言っちゃった。。。
このコマのすぐ後・・・小糸さんの表情が辛い。
それに対比する七海先輩の表情。
すごいなぁ。

「そばにいてくれる?」
「言ったでしょう、先輩が私のこと必要なら一緒にいるって」

「私といて。他の人を好きにならないで」
「はい」

「私の事嫌いにならないで」
「はい」

「それから、今日は手繋いで帰っていい?」
「仕方ないなぁ」

小糸さん、男前すぎるよ。
七海先輩に答える顔の表情が、自分の感情を押し殺すような表情で、時々挟まれる目を隠したカットと相まって、胸にぐわっと来ました。

しかし。。。

「君はそのままでいてね」

七海先輩のこの言葉。
変わりたい気持ちを押し殺して、返事をする小糸さん。

切なすぎる。

二人の関係が一段階変化した重要な回でした。

続く短編は、「言葉で閉じ込めて」

ナンバリングは10話ですね。
5ページの短編です。

お姉さんが亡くなった後からの七海先輩です。
七海先輩にとって、「好き」は

暴力的な言葉。
束縛する言葉。

その理由は

「こういうあなたが好きと言うことは、
こうじゃなくなったら、好きじゃなくなる」

事だから。
お姉さんを演じている自分と、本当の自分の弱さの狭間にいる七海先輩には、好きと言う言葉は恐怖にも似た感情を覚えたのかもしれませんね。

だから、好きと言う特別な感情を持たない小糸さんが、
世界で一番優しく見えた。

七海先輩は小糸さんのことを好きだ、と言いますが、
好きと言う言葉が、束縛を意味する言葉だと言う事を十分わかっています。

ここがずるいなぁと。
どこまでも、受け入れて、そばにいてくれる。

これが、ずっと、好意無くして成立すると信じているのかな?

色々拗らせちゃってる七海先輩ですが、
今後の展開に期待ですね。

【感想】やがて君になる 10話 言葉で閉じ込めて

はぁ。
前回まで選択問題という回でしたが、
今回も選択問題的な回でしたね。

その結果、小糸さんは茨の道を進むことになりました。

序盤の「大事なものを手放す」伏線も回収した回でした。

恋する気持ち
好きな人を好きと言える気持ちを手放したのかな、
と現時点では思います。

今回、小糸さんがついた小さな嘘。
それが今後大きくなって、問題になりそうな予感がします。

思ったより、七海先輩は色々拗らせていますねぇ。
ヤンデレ要素の片鱗が見え始めましたが、大丈夫でしょうか?

自分がやられて嫌な事を
平気で好きな人にやっちゃう所が解せぬ。
小糸さんに対しては、エゴが強くなってきてますね。

佐伯先輩のビターな態度には、ちょっと驚き。
こんなきつい人だったけ?
七海先輩が好きでしょうがないのかもしれませんが。

私がついているから大丈夫と言いつつも、
生徒会長戦で何かやってたっけ?
後で単行本読み直そう。

まあでも、佐伯先輩はビジュアルが好きなので、いくら小糸さんをいびり倒しても応援してますよん。

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  • この記事を書いた人
にょむ吉

にょむ吉

料理人歴14年の元シェフ。料理に関する免許はふぐ調理師に到るまで取得。イタリアン・和食をずっとやっていましたが交通事故で全部パーに。シェフ業と兼業していた小規模店舗コンサルタント業、トレード業を軸に活動中。

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